「トラウマⅠ」
木製パネル、ジェッソ、アクリル絵具
1030×728×30mm
トラウマ(心的外傷)の克服法として、カタルシスという精神療法(自身の体験を書くこと等)があります。本作品は、文字にして書くのではなく、絵画表現として描くことによって、トラウマの克服となるのか、また、精神的苦痛の変化を自分自身が被験者として制作した作品です。
表現仕様は、私のトラウマであるインターフォンを自身の顔と重ねて表現しました。インターフォンの画面に映像は映っておらず、外部の空間を意識させる事なく、真っ向から見詰める構成にすることによって、空間を意識させない圧迫感を脅威とし表現しました。
検証結果は、トラウマの克服として本作品の表現方法では、有効ではなく、精神的苦痛の変化としては、身体的影響がみられました。
よって、トラウマの克服法として、描くことは有効ではなく、書くという文字情報のみで外存化することが有効だと考えます。また、トラウマを外存化する一方、他者が被験者の外存化から内面を知る手段としては、描くという行為は、有効であると考えます。
トラウマⅠ
2026.9.13
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