HATTOSURU

TSUNAGARU

&vela

東京とロンドンで生活した経験をいかし、東洋と西洋の感性を併せたミクスドメディア抽象画を描いています。

金属顔料のきらめきや自然素材の質感を取り入れながら、質感・色彩・光を通して国や文化を超えて感じられる美しさを表現しています。

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盆踊りや夏祭りの熱気をイメージし、夏の夜に響くリズムを抽象的に表現しました。
夏祭り特有のやぐらを中心に提灯が周囲へとエネルギーを放射している雰囲気を感じ、その光景を色彩に置き換えています。

有彩色の絵具はすべてターナーのジャパネスク・ガッシュを活用しました。独特の落ち着いた色調と豊かな質感が魅力で、今回はあえてメディウムを控えめにし、絵具そのものの発色を活かしました。青金や赤金などの色は、独特の色調が気に入っています。

正面の縁には薄く柔らかな青墨のぼかしを入れ、パネル側面にはブラックホールブラックを施し、黒壁(ジェッソ塗装)に溶け込むことで正面の色彩を際立たせています。角度によって縁が闇に消え、作品が浮かび上がるように見える仕上がりとなりました。

〈使用絵具〉
アクリルガッシュ ジャパネスクカラー
アクリルガッシュ ブラックホール

〈メディウム〉
ブラックジェッソ
ペーパー ペースト

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