HATTOSURU

TSUNAGARU

KENJI

KENJIは日本人出身の画家である。

彼が生きる上で大切にしていることは感覚である。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、そして直感。
この感覚から生まれる感情もまた、作品創りにはとても大切な要素の一つとなっている。

彼は、その時に得た直感により描くものが変化する。
なので、描くテーマが色々と変るのも特徴の一つである。

描くテーマは、果実、自然、動植物、可愛いもの、ノスタルジー、宇宙、精神世界、などがベースとなっている。

作品の共通のコンセプトは「対話」である。

自己との対話、自然との対話、他者との対話、そこから感じ、生まれたものを絵として表現している。

現在は、アクリルで描く内なる宇宙を表現した「INNER COSMOS SERIES」と果物+女の子がテーマの「カジツンシリーズ」を主に描いている。

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Burning Quietly  
2024/05/24
410x318x20mm
Acrylic/Canvas

~カジツンシリーズ~
絵画において果物は色々な象徴として描かれています。

林檎・無花果は、・禁断の果実・罪(原罪)、
さくらんぼは、・受難・犠牲・堕落、
柘榴(ざくろ)は・多産・繁栄・不死→死と復活、
葡萄(ぶどう)は・犠牲(イエスの血)・陶酔・秋、と色々な意味を表してしていますが、
私にとっての果実は、地球からの贈り物、愛、繁栄、恩寵の象徴です。

果実は動物や昆虫との繋がりが深く、共存共栄の大切さや、
無償の愛を与えてくれる地球の素晴らしさを教えてくれます。

果実がもつフォルムや色彩は多種多様で、美しく、個性的でユニークです。

そんな果実を眺めている時に、人の頭のようだと感じたのがきっかけで、
人の頭の部分を果実に置き換えて描き始めたのが「カジツンシリーズ」で、
可愛さや色気が女性的でもあることから、作品の多くは女性と果実の組み合わせとなっています。

果物は、皮のイメージと中身が違うことが多いが、人間も似たところがあるのではないかと感じているのは私だけだろうか。

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