HATTOSURU

TSUNAGARU

KENJI

KENJIは日本人出身の画家である。

彼が生きる上で大切にしていることは感覚である。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、そして直感。
この感覚から生まれる感情もまた、作品創りにはとても大切な要素の一つとなっている。

彼は、その時に得た直感により描くものが変化する。
なので、描くテーマが色々と変るのも特徴の一つである。

描くテーマは、果実、自然、動植物、可愛いもの、ノスタルジー、宇宙、精神世界、などがベースとなっている。

作品の共通のコンセプトは「対話」である。

自己との対話、自然との対話、他者との対話、そこから感じ、生まれたものを絵として表現している。

現在は、アクリルで描く内なる宇宙を表現した「INNER COSMOS SERIES」と果物+女の子がテーマの「カジツンシリーズ」を主に描いている。

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「422112019」
Acrylic/Medium/Kent paper
420X297mm
2019年

INNER COSMOS SERIES

インナーコスモスシリーズは文字通り
内なる宇宙を表現した作品である。

この作品は、鑑賞者が作品を通して
内なる自分と触れ合うことを
目的として描かれている。

インターネットやアプリの普及もあり、
現代人が触れる情報量はとても多く、
頭の中がとても忙しかったり、
知識で溢れている人も少なくないだろう。

大切なのは、頭と心と身体のバランスである。

バランスを保つ方法は色々あるが、
有効な手段の一つが瞑想である。

この作品の画面は、色を重ねて描かれている為、
見る角度によって表情が変化する。

色々な角度からゆっくりと眺め、
楽しみ、リラックスした時間を過ごしながら、
思考を巡らせる状態から解放され、
意識を心へと向けてみて欲しい。

画面をぼーっと眺め
ゆっくりとした呼吸(腹式呼吸)を繰り返し
瞑想へと入って行くのもおすすめである。

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