この作品は、本展のなかで唯一、
直前までタイトルも言葉も思い浮かびませんでした。
どこか別の世界から偶然、紛れ込んでしまったかのような。
生まれるはずの予定のないものが生まれたかのような。
人生は予定調和にはいかない。
それこそ調和だと、しゃべりかけるような。
今までいろいろな絵が生まれてきましたが、
こんな感覚になるのは、今回がはじめてでした。
名前のない石たち。
どこからきたのかもわからないような。
この世界に突然紛れ込んだ、宙の石。
そこに"なにものでもない なにものにでもなりうる いのち"を感じ
「粉宙石」という言葉が世界に降ってきました。
粉宙石
2024.7.3
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TSUBASA OMORI
2024/07/09 13:52
ターナー色彩 なたおち 様
どんな見方で世界を創っているのか、こうしてひとつの絵を通して感じていることを共有できて、色んな側面を見れるのがとてもおもしろいですね🎶
絵が生まれてから言葉が浮き上がってくるのですが、すべてが無意識からなので、予期せぬ絵や言葉から色々な出逢いや発見がもたらされるのがありがたいです🙏
ターナー色彩 なたおち
2024/07/09 10:18
なるほど!
「はじまり」と捉えるとまた違った解釈になりますね。
絵が生まれてから言葉が浮き上がってくるんですね。
自分でも予期せぬ作品との出会いが生まれそうで素敵です✨
TSUBASA OMORI
2024/07/08 14:51
ターナー色彩 なおきち 様
いつも楽しく投稿させて頂いております。
「粉宙石」そうですね!まだ僕たちがこの地球に生まれてくる前、ビックバンを通して宇宙空間に散らばる多様な石のように異空間から運ばれてきたかのような、生命の起源であったり、その「はじまり」を描いたような作品になります。
基本的に作品を描いている時はなにひとつ考えていることはなく(タイトルやどういう作品にしようなど)、あらかじめ今回で言うと「Φ」というひとつのかたちを意図して生まれて来ているのですが、ほとんどの作品が絵が生まれてからあとに言葉が浮き彫りになり、絵と言葉がワンセットにハマるという感覚です。
ターナー色彩 なたおち
2024/07/08 10:01
TSUBASA OMORIさん、いつも投稿ありがとうございます!
「粉宙石」宇宙空間に散らばる多様な石、というイメージですかね。
一つとして同じものはない、我々の生命と共通するものを感じます。
今回はタイトルにも悩まれたようですね・・。
いつも作品を描いてからタイトルを決めておられるのでしょうか?