無数に交差する
絡み合う糸の隙間を縫うように
あてもなく 一縷の光を託した
まだ見ぬ世界の東雲に
透き通ったその光は
誰の目に触れることもない
なにものでもない ということ
自由への孤独は 孤高だ
0と1 そのあいだにある
果てしないほどの未知を歩く
誰の目に触れることもない その先に覗く わたし の目
その目はすべてを知っている
その目はすべてを照らしている
その目に映る景色に わたし と あなたがいる
葆光園
2024.5.24
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