話題の暗黒ブラックの使い方を教えていただきました！！
今回は、モデルアート誌でニューキットレビューを担当している、プロモデラーの黒田さんにアイアンペイントと暗黒ブラックを駆使して、戦車を塗装していただきました。

戦車や飛行機の内部(人が乗っているようなコクピットなど)に塗ることで、中の空洞表現をお手軽にリアル表現できる、目から鱗のテクニックです。

黒田さんーーーーーーー
今も北方領土に残る旧日本陸軍の戦車の残骸を写実表現した情景作品となります。

車体の内部はまんべんなく暗黒ブラックを塗ることにより、実車同様80年近くの時を経て「カラ」になった状態を再現（通常の模型塗料の黒色では、これほどの暗闇表現は不可能です）

車体は錆び一色と化した様子をアイアンペイントのアイアンブラウンにて再現し、木製の台座にはアイアンブラックを筆塗りした上から、スポンジの欠片に付けたアイアンブラウンでスタンプ塗装をしています。
ーーーーーーーーーーーー

暗黒ブラックの光を吸い込む闇色、模型塗装でもぜひぜひご活用くださいませ。

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
教えてくださった先生👨‍🏫 ： 黒田 泰孝さん
模型歴の30年のベテランプロモデラー。
20代から各模型コンテストに積極的に参加し、2014年にはタミヤ模型東京直営店「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」モデラーズコンテストにて、最高賞である田宮会長賞を受賞。2017年には東日本大震災からの復興イベントも兼ねた「東北AFVの会」コンテストにおいて田宮賞を受賞。翌年、静岡ホビーショーにおける「モデラーズクラブ合同作品展」にて受賞作品を展示したところ有限会社モデルアートの編集部員の目にとまり、スカウトされて以降は本格的にプロモデラーとして活動を開始。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○