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夢司

好奇心旺盛のアラカン。
絵は観るのも描くのも好きですが、知識と技術はあまりありません。
ただ、独身の頃から買い集めた画材だけは多数有り。
最近は家族から「棺桶に入りきらんから使え」という勧めもあって、もっと絵を描くことにしました。
お目汚し御免。枯れ木の山の賑わいと思ってスルーしてください。

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リンカーンの町を抜ける前に地図をチェックしたら、大切な町を一つ素通りしていたので慌てて戻ります^^;

ファンクスグローブとリンカーンのちょうど中間あたりにある、アトランタ。
ジョージア州のアトランタとは全く関係のない、人口1700人ほどの小さな町。

そこにあるのが「ホットドッグ バニヤン(またはマフラーマン)」。
#13で紹介したジェミニ・ジャイアントと同じく、全米に数100人はいるといわれているマフラーメンズの一人。

もともとはシカゴ郊外のシセロという町でホットドック店(その名も『Banyon's』)営んでいたハムレット氏が店の看板にとカリフォルニアで購入。2900ドルかけて手にホットドックを持たせました。

この店はハムレット氏の高齢により2002年に閉店しましたが、最盛期には年間30万本のホットドックが売れた。
というから、広告塔としての像の費用対効果はあったのじゃないでしょうか。

その後、いくつかの企業がこの像の購入を提案したそうですが、最終的にイリノイ州のルート66保存協会に永久貸与する形で、2003年にこのアトランタに設置。

ハムレット氏も2012年まで存命でこの像がルート66必見のロードアトラクションとして確立するのを確認してからその生涯を終えました。

ちなみに、全米のマフラーマンを分類・紹介しているRoadsideAmerica.comでは、厳密にはこの像はマフラーマンであり、バニヤンではない。とハムレット氏にも話したそうですが、彼は気にしていなかったそうです。
RoadsideAmerica.comもハムレット氏の意思を尊重し、この像を「暫定的なバニヤン」であるとしました。

※ イラストの事。
#13の仲間なのでジェミニジャイアントと同じく透明水彩で。
ということは、今後もマフラーマンは透明水彩で描くということか。。
いや、もともと透明水彩を練習したくて始めた企画なので当然か。。。

ちなみに前回はH社の透明水彩を使用しましたが、今回はターナー様。
やはり、マヤブルーがあると樹木の影にメリハリがつきます。
もちろん、塗り方を変えた。。という点が大きいのですが。

もう少し明るめの色を追加したいところですが、近くに単品で買える店がないのが残念。。
まぁ買えたとなるとそれはそれで新しい沼の始まりですが・・・

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夢司

2023/06/24 06:54

スズキ様
いつもコメントありがとうございます。
連載(?)当初はルート66にちなんで66回で踏破..なんて思ってましたが、中間地点どころかまだイリノイ州を出ていない・・・本当に見る(描く)場所の多い旅です。

マヤブルー。本当に木々を描くのにいいです。
今後、ターナー様の透明水彩で風景画を描くときはマヤブルーと憲法色が必須になりそう。

ターナー色彩スズキ

2023/06/19 10:09

この連載も30回目ですね!!おめでとうございます。
「Hot Dog Bunyan」実際の写真も見させてもらいましたがインパクトありますね。
マヤブルーのおかげかな。木々の色合いに深みを感じます笑
あと、空の色が印象的ですね。綺麗です。

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