前回のアンティークショップのほど近く、シャーリーというところにあるメイプルシロップ工場。
この辺は、古くからメイプル樹木が自生しており、地元の先住民であるイロコイ族も春になるとメイプルシュガーやシロップを作っていたそうです。
その後、この土地は入植民の手に渡り、およそ1824年あたりから本格的にビジネスとして生産されたとか。
それから200年創業者の家族の手により、戦時中を除いて作り続けられ、今も年間2000ガロンのシロップをほとんど手作業で生産し続けているらしい。
販売は3月から8月の5か月間。しかも7月を過ぎるとほぼ売れきれとなる幻のシロップ。
ちなみに米国ではSyrupではなくSirupと綴るほうが多いらしい・・・知らんけど・・
現在のオーナー夫妻は気さくで優しい人らしく、売り切れ時に訪れた人にも自宅に招待し自家用のシロップで味見をさせてくれることがあるとか。
ちなみに、この家の車のプレートナンバーは "MAPLE-66" らしいのですが、今もそうなのでしょうか。
※ イラストの事。
ターナー様の透明水彩 ジャパネスクカラー I II の24色を使用して描いてみました。
色そのものもいいのですが、色の構成が絶妙ですね。もう手放せません。
私の押し色は淡水色(I)と憲法色(II)。特に憲法色は影などに使うと自然な感じ仕上がります。
イラストでは小屋の中の暗さを表現するのに重宝しました。
このセットも限定でなく通常販売してほしいです。
It's a Kiss on Route 66 (27) "Maple Sirup"
2023.4.9
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