やっと描く時間が取れました。
オデルという村にあるMiller's Standard Oil Gas Station。
前々回に紹介したアンブラーズ　テキサコ　ガスステーション　と並び、美しいことで有名なガソリンスタンドです。２つの美しいガスステーションがともにイリノイ州にあるというのがなんか素敵です。

とにかくファザードが美しい。
日本の神社とかにも通じる様式美を感じるのは私だけでしょうか。
さらにはバーサインのようなスリムな給油機がとても印象的です。

建てられたのはテキサコより少し早い1933年。
1916年にオハイオに建てられたスタンダードオイルの設計をモデルにしたそうです。
こちらも廃業してから、しばらくは荒れ放題だったようですが、1997年国家歴史登録財に認定されたことが切っ掛けで、村やルート66保存協会など各団体が改修し、村のウェルカムセンターとして再開されたとか。

※　イラストの事。
文中にも書きましたが、神社のような印象も受けたので、先日購入した水彩版ジャパネスクカラーを初使用。
実際の建物とは若干色味が違うのですが、いいテイストに仕上がったのではないかと。

ほとんど見えていませんが、壁の陰としてうっすら塗った薄紅色がいい仕事をしてくれました。
なんか汎用性が高いセットだなー、と未熟ながらに感激いたしております。