*燈 #3 -結晶粒界-*
「燈 #2 -融和するリズム-」が導く先はひとつ。
それぞれのリズムで歩んできた魂が
やがてひとつの空間へと集約されていく。
それはすべてがおなじ配列やおなじ方向を向いて
ひとつにまとまっていくということではない。
そこに至るまでの軌跡は、ひとつとしておなじものはなく
だからこそ、形が合わさった時に生まれるものは
もしかしたら、完璧な形ではないかもしれない。
しかし、こうした不連続な境界面が
生まれることによってしか生まれないものがある。
ひとつ、ひとつの多様性をお互いが尊重できたときにこそ
完璧に全てひとつにまとまるより、
より大きな働きが生まれるのではないか。
予想を遥かに超えた可能性を示してくれている。
燈 #3 -結晶粒界-
2022.10.25
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