HATTOSURU

TSUNAGARU

夢司

好奇心旺盛のアラカン。
絵は観るのも描くのも好きですが、知識と技術はあまりありません。
ただ、独身の頃から買い集めた画材だけは多数有り。
最近は家族から「棺桶に入りきらんから使え」という勧めもあって、もっと絵を描くことにしました。
お目汚し御免。枯れ木の山の賑わいと思ってスルーしてください。

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ドワイトという町にある「アンブラーズ テキサコ ガスステーション」
世界の美しいガスタンド10選というのがあれば、間違いなく上位にランクインされるでしょう。

1938年から66年までの間、バージル・トビー・アンブラ―という人がガススタンドを運営していたのが名前の由来ですが、建物自体は1933年にジャック・ショアという人の設計で建てられました。
ガススタンドにしては素朴で、まるで古い駅舎か、学校のようなです。
もし給油器の前に車が止まっていたら気づかずに通り過ぎてしまうでしょう。
もし、ジャック・ショアになんでこんな建物にしたのかとたずねたら、こう答えるかもしれません。
「ガススタンドがガススタンドらしくなければならない。って決まりでもあるのかい?」

ルート66などに伴う、交通インフラの拡大により、郊外にガススタンドが必要とされるようになった時代。
周囲の景観を損なわないように配慮したためにこのような外観になったといわれています。
いまは、ガソリンスタンドではなく、この町のビジターセンターとして機能しており、2001年国家歴史登録財に認定されています。

※ イラストの事。
この素朴な美しさを表現するために、あえて平面的な作風にして、水性マーカーでで塗ってみました。
使用したのは呉竹さんのZIGリアルブラシ。
本格的に使ったのは今回が初めてだったんですが、なかなかいい感じに仕上がりました。
ただ、空とかの広範囲な場所は、もっと塗りの練習が必要ですね。

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